おっさんレンタルは楽して稼げない!登録料や面接審査がある!

どうもちいままです!2016年に放送したドラマ「ゆとりですがなにか」の中で登場したことでも話題になった「おっさんレンタル」。

ご存知の方も多いと思います。そう、なまえの通り「おじさん」をレンタルしてもらえるという、なんともユニークなサービスです。

一見「おじさんにそんな需要あるの?」と思ってしまいますが、これが意外に人気らしく、依頼者は後を絶たないそうです。

依頼内容は、人生相談、恋愛相談、飲みの相手、運転代行、買い物代行、子どもの相手、引っ越しの手伝いや、ゴキブリ駆除など、

いわば何でも受け付けるとのことで、こういった細かいことまでお願いできるのも人気の理由の1つのようです。

人気のおじさんは、リピーターが多くついていて、稼ぐ人では月収約18万、そこそこ人気のおじさんでも月収5万前後程の収入になっているそうです。

これを聞いた全国のおじさん達「やってみたい!」と思う人も多くいるのではないでしょうか?

が、しかし!

実はこの「おっさんレンタル」は「悩み相談を聞いただけでお金が貰えるなら俺もやってみようかな~」というような、お金目的で気軽にできるものではないようです。

なぜなら、この「おっさんレンタル」で働くには、厳しい審査がある上、入会金や毎月の登録料がかかるからです。

つまり、選ばれた人しかなることはできず、レンタルされて稼ぐ以前に、おっさんレンタルの一員として在籍しているだけでお金が発生するので、お金目的の人にはまずできない仕事です。

ただ、それでも応募者はたくさんいるそうです。果たして多くのおじさんが「お金」以外の目的で、この「おっさんレンタル」をやる意味とは一体なんなのでしょうか?

ということで今回はこの「おっさんレンタル」について詳しく調べてみました。

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おっさんレンタルを始めた理由は「キモい」という女子高生の一言?

スタートして今年で7年目に入る「おっさんレンタル」を設立したのは、ファッションプロデューサーとしても活躍する西本貴信さん。

この「おっさんレンタル」を始めたのは、電車の中で女子高生が「おっさん、マジキモいんだけど」という言葉を耳にしたことがきっかけだったそうです。

これを聞いた西本さんは、なんとかして「世の中のおっさんの地位を上げないといけない」と考え、このサービスを誕生させたとのこと。

設立当初の2012年は西本さん1人で行っていたそうですが、徐々に人気が出始め、これまで西本さんが依頼を受けたのは1500組以上に上るそう。

大体1日1組の割合でレンタルされ、そのうち60%がリピーターだとか。そして2015年の段階で年間依頼件数が400件を超えたことから、1人では回らなくなり、他のおっさんを募集。

その結果今では80人以上のおっさんがおっさんレンタルに在籍しているとのことですが、それでもおっさんの人数は不足してるとのことで、現在でも絶賛募集中だそうです。

おっさんレンタルを依頼する人はどんな人で、どんな依頼が多いのか?

さて、意外な程に人気を誇っている、おっさんレンタルですが、そもそもの話、そこまで「おっさん」を必要としている人達ってどんな人なのでしょうか?

そしておっさんに頼む依頼内容ってどんなことなのか?気になって調べてみると、なんと依頼者の6~7割は20代後半から50代くらいの女性なのだそうです(台湾、中国、ベトナム、韓国など、外国籍のお客さんも多いとか)

女性からの依頼が半数以上を占めているのは意外ですね。だって女性にとっておっさんって基本煙たがられる存在ですから。

娘からすれば「説教ばかりしてくるからウザい」「キモイ」「臭い」

会社の部下からすれば「セクハラまがいなことを言ってくる」「いやらしい目で見てくる」

妻からすれば「いつも家でゴロゴロしていて邪魔」「世話や相手するのが面倒」

などなど・・・創業者の西本さんが言った通り、世の中のおっさんをこんな目で見ているのは大半が女性です。

その女性からの依頼が多いとは・・・。

では依頼者の女性はおっさんにどういったことを依頼するのかといえば、なんと大半が恋愛相談だそうで、主に旦那さんや彼氏のことで相談を受けるとのこと。

場所はカフェでお茶を飲みながらだったり、居酒屋でお酒を飲みながらだったり様々。

時には泣かれることもあるそうで、ただの気軽な相談ではなく、深刻で重い悩みの場合も多いようです。

中には依頼者の入院している病院にお見舞いに行ったり、亡くなった旦那さんの代わりの話し相手になったり、余命が短い女性の最後の彼氏役になったりなどの依頼もあります。

こうした依頼内容を聞くと、寂しくて孤独を抱えて生きている女性って結構多いんだなということが判ります。

始めは失礼ながら「おっさんにそこまで需要があるのかな」と思いましたが、むしろありまくりです。

特にこういった孤独を抱える人達にとってなくてはならない存在なのではないかと感じました。

その他には「10年間続けた地方の銀行を辞めて東京で1人暮らしを始めたいが、両親から反対されている」といった真剣な進路相談や、

大学生の男性からは「対人恐怖症で自信が持てない。自信の持ち方を教えてほしい」などの自分を変えるためのアドバイスを求められたり、

かと思えば、「映画のエキストラや再現ドラマのオーディションを受ける」とか「ライブのチケットが余ったので同行してほしい」とか、

若い男の子から「SNS用に写真をとってほしい」とお願いされて撮ったり、「地方から出張で来たので、一緒にご飯を食べてほしい」など、

友達として、おっさん自身も楽しめる内容の依頼も多くあり、いろんな人と交流できることも、おっさんにとってのやりがいの一つのようです。

ちなみに、漫画家のいづみみなみさんもおっさんレンタル体験者の一人で、Twitterでその時の様子を漫画にしてアップしていたことが話題に上っていました。

依頼内容は「コミケでの売り子」です。いづみみなみさんは以前から粘着質なストーカー男性に付きまとわれて怖い思いをしていたそうで、ボディーガード的な意味でも、おっさんレンタル依頼を決意。

実際依頼したおっさんは、親しみやすく親戚のおじさんといった感じだったそうですが、コミケの知識も経験もありません。

しかしそこは豊富な人生経験を持ち合わせているおっさん。難なく対応し、売り子として順調に仕事をこなしていきます。

しかも、コミケに行くと必ず1~2人は現れるストーカー、変人な男性が、なんとこの日は0!おっさんのおかげで最初から最後まで安心してコミケを行うことができたのです。

いづみみなみさんはこの事に対して「コミケってこんなに素敵な場所だったんだ……」と何年も忘れかけていた感情を思い出すことができ、おっさんに感謝の気持ちでいっぱいだったそうです。

出典:https://twitter.com/idumi_minami/status/769592998048837632

いづみみなみさんはこれまでもコミケに知り合いの男性を連れてくることは何度かあったそうですが、若い男性のせいか、なめられてストーカー被害はなくならなかったそうです。

おそらく、おっさんにしかない威圧感だったり迫力があるのでしょうね。これこそがおっさんの地位向上がなされた瞬間ではないでしょうか。

社会的にみて、どこか軽視されている印象のあるおっさんですが、全てのおっさんがそうではなく、中には立派で素晴らしいおっさんもたくさんいます。

「おっさんレンタル」はそんな高貴なおっさんが集うサービスです。

おっさんレンタルは楽して稼げない!登録料や面接審査がある!

「おっさんレンタル」で働きたい、興味があるという人は、公式サイトの「CATEGORY」をクリックして、県名を下にずっとスクロールすると「おっさん募集!」の項目があるので、そこから応募することができます↓

ちなみに、応募する際の必須条件は以下の通り↓

・イケてると勘違いしているおっさん。
・全力で人を応援したいおっさん。
・年齢 37歳以上68歳未満のおっさん ※年齢制限に関係なく完全におっさん!と呼ばれてる方は相談可
・日本在住のおっさん 

この条件を満たしている日本全国のおっさんは誰でも応募することができます。しかし、応募したからといって、簡単におっさんレンタルの一員になれるわけではありません。

応募者は全員、創業者である西本さん本人の厳しい面接審査を受けなければならず、この審査に合格しないと、おっさんレンタルの一員になることはできません。

肝心の面接審査についてですが、西本さんは、以下の項目に該当するおっさんは基本的に落としているそうです。

・「スケベ」「汚い」「お説教臭い」の3点に当てはまってしまっているおっさん

・(お客さんと)同じ目線に立ってしまうおっさん

・「最後まで聞いてから『でもね』と逆説の持論を展開してしまうおっさん

おっさんレンタルに応募してくる人はたくさんいるそうですが、その中で審査に合格し採用されるのは50~60人に1人だそう。

60人応募者がいたら、59人は落とされるということで、大変厳しい審査となっています。

また、審査に合格して、見事おっさんレンタルの一員になれても、入会金1万円と、毎月1万円の登録料がかかるシステムになっており、年間で13万取られることになります。

お金を取られると知って「じゃあやらねえわ」と思ったおっさんもいると思います。だって毎月1万の出費って結構でかい金額ですからね。

そもそも、こちらがサービスを提供するのに、なぜ働く側がお金を払わなければいけないのか、運営者が儲けたいだけでは?とお怒りのおっさんもいるかもしれません。

実は、このように考えるおっさんは、おっさんレンタルで働くことには向いていません。

なぜなら西本さんがこのようなルールを設けているのには、「お金が貰えるならやってみようかな」とか「若い女性と話せるから」などといった不純な動機で応募してくるおっさんを撃退するためだからです。

下心目的で応募してくるおっさんの場合、月1万ものお金がかかると分かると大抵は身を引くそうなので、

決して西本さんが儲けたいから徴収しているわけではなく、質の良いおっさんを集めるためにやっているのです。

ただ、せっかく合格しても、合格後に依頼者側に不快を与えてしまうおっさんもいるようで、依頼者からクレームが入ることもあるようです。

原因は大抵が「お説教臭かった」とか「上から目線だった」ということ。ここはおっさんならではですね。

これはまんま、面接時で落とされるNG行為なので、こういったNG行為を頻繁に行ってしまい、依頼者から3回クレームがあったおっさんは契約解除されることになっています(今のところ契約解除に至ったおっさんはいないそうですが)

ちなみに料金の方はホストクラブのように人気ランクによって指名料金が上がるようなシステム設定はされておらず、

どんなに人気のおっさんでもそうでないおっさんも、みんな一律1時間1000円です。

ですから、結論から言うと、おっさんレンタルは収入の面ではそこまで儲からないと断言できます。

依頼者側は決して冷やかしで依頼しているわけではなく、真剣に悩み、苦しみを抱えている人が、心からおっさんを必要として依頼をしてきています。

ですから、おっさん側もそれなりの覚悟を持って、依頼者に対して誠実に真剣に向き合う人でなければつとまりません。

現在在籍しているおっさんもお金を稼ぐためではなく「誰かの役に立ちたい」というボランティア精神の清き心で働いています。

そういった質の良いおっさん達だからこそ、依頼者の後が絶えないんだと思いますね。

おっさん自身もたくさんの人と出会える楽しさや、自分を必要としてくれる嬉しさ、誰かの役に立てる喜び、お金よりも得るものが大きいこの仕事にやりがいや生きがいを感じながらやっているようです。

恋愛関係に発展することは自由

ちなみに、勿論ですが、抱きしめたり、手を握ったりなどの身体に触れる行為は禁止されている他、依頼者に勝手に連絡先を聞いたり、連絡したりなどもNG。

ただ、創業者である西本さんは、おっさんと依頼者の女性が恋愛関係に発展することは自由に認めています。

規約上、おっさんの方から勝手にアプローチすることはできませんが、依頼者からは連絡することができるそうなので(西本さんを通じて)そこからプライベートでも交流する関係になる可能性、つまり運命の出会いになる可能性もあるということですね。

勿論、おっさんも依頼者も最初からそれ目的な人はいないと思いますが、会っているうちに自然に・・・というようなことはありえないことではありませんしね。

まあ、この場合お互いが既婚者であったりするとまずいですが、そうでないなら堂々と恋愛してしまってもいいということです。

おっさんレンタルで人気のおっさんはこんな人!

おっさんレンタルに在籍している人は、家庭を持つごく普通のサラリーマンの人、定年退職して隠居生活の人、元NHKのアナウンサーや芸能関係の人、

後は不動産経営だったりゲーム会社経営だったりなど、高学歴で地位の高い人も意外と多いようです。

しかし、おっさんレンタルの仕事は、基本的に「人の役に立つ」ことなので、素晴らしい経歴などはあまり関係なく、大事なのはそのおっさんが持つ「人間性」だそうです。

完璧に何でもできるおっさんではなく、どこか「抜けてる」味がある人間。そういったおっさんは人気が出やすいんだとか。

具体的に人気のおっさんの特徴を挙げてみると

・コミュニケーション能力が高い

・悩みに意見せずただ聞く人

・「関西乗り」を身に付けている

・SNSを活用できる人

・名刺をつくって宣伝する人

こんな感じだそうです。

依頼者は基本、若い人が多いわけですから、SNSを活用できる他、自分を積極的に売り込めること、空気を読んで、時には明るく時には真剣に黙って話を聞くなど、柔軟な対応もできなければいけません。

依頼者の発言に、ついカッとなって感情的になってしまったり、悩みを聞くはずが説教してしまったり、自分の考えを押し付けてしまったりしては、次同じ依頼者から指名されることはまずないでしょう。

また、真面目で誠実というだけでもNG。依頼者の中にはずっと黙っている人とか、大人しい人もいるので、そういう時はおっさんの方がリードしてあげる必要があります。

これがおっさんも大人しく真面目な人だったら、話が盛り上がらないこと確実です。

基本はノリが良くコミュニケーション能力が高いこと。ただし、依頼者が真剣な悩みを相談してきたときは、意見したり、否定したりせず黙って悩みを聞いてあげるなど、その場その場の空気を常に読むということも非常に大切です。

特に女性の場合「誰かに話しを聞いてほしい」という意図で依頼してきている人が多いので、解決するというより、依頼者の気持ちに共感できるおっさんが求められます。

最後に

もし、誰かのために心から役に立ちたいとお考えの全国のおっさんは、是非このおっさんレンタルに応募してみてはいかがでしょうか?

「おっさん」と呼ばれる年齢であることを自覚しており、自分のキャラクターをいかせる副業を探している人は是非挑戦してみましょう。

余談ですが、今回この「おっさんレンタル」についての記事を書いてみて、個人的に利用してみたくなりました(笑)

結構、中には主婦の相談者がいたりして、子供の面倒や進路についての悩みを相談をする人もいるみたいなので、うちもお願いしてみたいと思いました。

頼みたいことは、子供のスポーツ指導!うちは私が運動苦手で、旦那様もまめに子供の相手ができるようなタイプじゃないので、代わりに指導してほしいなと思いました。

おっさんの中にはおそらく体育会系で運動が得意な人も多いでしょうから、いずれ考えてみたいですね。

もし、おっさんレンタルを利用した際は、このブログで書いていきたいと思いますのでお楽しみに!

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