JPRQが7pay同様すぐに終了しそうな3つの理由。

どうもちいままです!当ブログの最近の記事はキャッシュレスが中心になっておりますが↓

またもやキャッシュレスにおける新規格「JPRQ(ジェーピーキューアール)」が8月1日からスタートしました。

しかし、みんななまえを聞いても、ラジオ局の「JOQRじゃなくて?」といった具合に、まだまだ知らないという人も多いことでしょう。

JPRQとは簡単に言うと、現在乱立しているQRコード決済を1つに統一するシステムで、一見すごく便利になるようにも思いますが、どうやら利用者である私達には特にメリットがないようです。

それどころか、JPRQを導入するにあたっていろいろとデメリットが生じるらしく、「7Payのようにすぐに廃止されてしまうのではないか」という声まで上がっているとのこと。

キャッシュレス自体もまだまだ浸透率が低い中、果たしてこの規格は今後どう影響するのか?

今回の記事で詳しく追及していきたいと思います。

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JPQRってなに?

JPQRとは簡単にいうと、1つのQRコードで複数の決済サービスが対応できる仕組みのことです。

QRコード決済には、お客が自分のスマホのQRコードを店側に提示して読み取ってもらうCPM(利用者提示型)と、

店頭に置かれたQRコードを、自分のスマホで読み取るMPM(店舗掲示/提示型)の2方式があり、今後どちらもJPQRが導入されることになります。

これまでは、各サービスのQRコードをそれぞれ並べる必要があり、ゴチャゴチャして店側にとっても、見栄えが悪く、お客にとっても自分が使いたいサービスのQRコードにいちいちスマホをかざす必要があり、何かと手間でした↓

しかし、JPQRが導入されたことにより、JPQRに参入した各サービスのQRコードが1つに統一↓

NTTドコモ(d払い)、Origami(Origami Pay)、KDDI(au PAY)、福岡銀行(YOKA!Pay)、みずほ銀行(J-Coin Pay)、メルペイ(メルペイ)、ゆうちょ銀行(ゆうちょPay)、LINE Pay(LINE Pay)、PayPay(PayPay)の9事業者が参加することが決定しており、

まずは岩手、長野県、和歌山県、福岡県の4県で先行してJPQRサービスが実施されています。

8月1日からが、Origami Pay、J-Coin Pay、メルペイ、10月1日からはau Pay、ゆうちょPay、YOKA! PayがMPMでの対応を開始し、残りのLINE Pay、d払いはそれぞれ開始時期を調整中だということです。

因みに、PayPayはCPM(利用者提示型)のみでの参加になるようです。

JPQRが導入されれば、店舗が対応している決済サービスに合わせてコードを表示させなければならないなどの手間がなくなります。

つまりは、バラバラに散らばっていたパズルのピースが合わさって1つにまとまるみたいな感じですね。

しかし・・・・。

一見、とても便利に思えるこのJPQRですが、実際のところは、私達利用者にとってもあまりメリットがないとも言われています。

果たしてその理由とはなんなのでしょうか?

JPRQが7pay同様すぐに終了しそうな理由①利用者の手間は特に変わらない

ゴチャゴチャしているQRコードが統一されて一つに!ときくと、とても使いやすくなりそうな感じがしますが、実は私達利用者の手間は特に変わりはありません。

なぜなら、どんなにQRコードが統一されてすっきりしようが、決済においての一連の流れはこれまでと同じだからです。

使いたいサービスのアプリを起動⇒QRコードの表示⇒店側に読み取ってもらう、あるいは、店舗内に設置してあるQRコード自分で読み取って金額を入力など、

JPRQが導入されても、この作業はこれまで通りなくならないからです。

これなら、JPRQなんて導入されてもされなくても、私達利用者にとってはどうでもいいですよね。

JPRQが7pay同様すぐに終了しそうな理由②9事業者全てが利用できるとは限らない

先程も述べましたが、現時点でJPRQに参加するのは、NTTドコモ(d払い)、Origami(Origami Pay)、KDDI(au PAY)、福岡銀行(YOKA!Pay)、

みずほ銀行(J-Coin Pay)、メルペイ(メルペイ)、ゆうちょ銀行(ゆうちょPay)、LINE Pay(LINE Pay)、PayPay(PayPay)の9事業者になります。

※PayPayはCPMのみ対応。

しかし、勘違いしている人も多いと思いますが、これらのサービスがJPRQの対象になっていたとしても、使える店舗はそれぞれ異なり、必ずしも9事業者全てが利用できるとは限りません。

いくらJPRQへ参加するサービスが増えたとしても、店側がそのサービスと契約を結んでいない限り、利用することはできないので、事前によく確認しておく必要があるのです。

う~ん、ものの見事に、これまでのQRコード決済の仕様と何も変わっていませんね。こんなに変わりがないのに、こんなに大々的に宣伝する必要があるのか疑問です。

JPRQが7pay同様すぐに終了しそうな理由③JPRQを導入する店舗が増えなさそう

上記でも述べたように、どんなにJPRQに参加するサービスが増えたところで、店舗側がJPRQを導入していなければ意味がありません。

しかし、今後JPRQを導入する店舗が増える確率は低そうだと感じます。なぜなら、JPRQ導入することによって、返って手間やコストがかかることになるからです。

まず、MPM方式について。MPM方式の場合低コストで導入できるというメリットがありますが、MPM方式を利用する場合は、事前に決済事業者に加盟店登録申請を行なう必要があり、審査を通過しなければなりません。

しかも審査は1ヵ月と、かなり長い期間がかかります。

また、QRコードが1つに統一されてすっきりするなんて言われていますが、決済管理は事業者ごとに個別に行なう必要があります。

つまり、見た目はスッキリしているけど、中身は変わらないってことですね(押し入れにゴチャゴチャ物を詰め込んでいる状態)。

今回9事業者がJPRQに参加することが決まっていますが、店側が会計処理を行う際は、9事業者個別に売上げをチェックし、レジでの会計と合わせて処理しなければならないのです。

これでは店側は手間が増えるだけですね。低コストで導入できても、導入した途端面倒な作業が増えるのでは、JPRQを導入する店舗が増えるのか疑問なところです。

一方のCPM方式は、基本的にPOSで一括管理となるため、こういった面倒な会計処理作業はありませんが、その分導入には高いコストがかかります。

低コストでも手間がかかるMPM方式か、高コストだけど手間がかからないCPM方式か、悩ましいところでありますが、これなら最初から導入しないという選択肢を取る店の方が多そうですね。

そもそもキャッシュレス自体普及するか怪しい状況なのに

しかし、JPRQがあ~だ~こ~だ騒ぐ前に、そもそもキャッシュレス自体の浸透率がまだまだ不十分だと感じます。

増税前の今、キャッシュレス化を推進する動きが強まっていて、特にQRコード決済においては、各社が高額ポイント還元を掲げてユーザーの獲得をはかっている最中です。

しかし、どんなに政府や決済事業者側が盛り上がっても、私達利用者は、QRコード決済はおろか、「キャッシュレスってなに?」となっている人達はまだまだ多い状況です。

そんな中、「QRコード決済を1つにまとめたよ!便利だよ!」と言われても、「???」ですよね。

第一、JPRQは、上記でも述べたように、利用者側にとっても店舗側にとっても、大した利便性があるわけでもなく、手間や負担も変わりません(店側はむしろ負担が増えています)。

つまり、まだまだ未完成の状態で、焦って打ち出したような状態です。こんな未完成なサービスをゴリ押しして、果たして今後大丈夫なのか?7Payのときのような結果にならないことだけを祈ります。

最後に

つい昨日(8月4日)も私の住んでいる東北地方では震度5弱という強い地震が起きましたが、こういうとき、通信機器で決済するキャッシュレスはやはり心配ですね。

次々に新規格を打ち出してはサービスばかりが独り歩きしていますが、こういった万が一のときのための対策はどこかおざなりですよね。

7Payがいい例です。

今回登場したJPQRも、利用者にメリットがあまりないという時点で伸び率は期待できなさそうです。

勿論、現時点でJPQRが実施されているのは4県のみで、今後他の県でも実施されれば、また動きは変わってくると思いますが、

いずれにせよパッとしないですね(^_^;)

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